ジョージ三世の恩返し日記

・加圧やヨガを通して3桁あった体重からダイエットをし、今となっては新人加圧トレーナーとして活動し、楽しく明るく元気に!を意識し楽しみながら日々励む男のブログ。

最短。

 

「やるねぇー!!!」

 

主任の声で我にかえった。

 

「手続きありがとうございます。今のはたまたまですよ、たまたま。」

私は主任にそう伝えた。

 

たまたまでは契約取れないよ

と、笑いながら肩を2回叩かれた。

 

それをみていた他の上司達が集まってきた。

「やるなぁ!」

「おー!やばい新人が入ってきたなあ」

「前職も営業だったの??」

 

など、色々言われ聞かれた。

私は全て聞き終える前に、

「ありがとうございます!まだまだです。」

と言って切り返した。

 

「まあ、そう言われるのも無理ないよ。」

主任が言った。

 

続けて、

「3日で、しかも研修期間で契約取るなんて、君が初めてなんだから。この先楽しみだなぁ‼︎さあ、次いってみよー!」

と、また私の肩を叩き大きく笑いながら主任はティッシュを配り始めた。

 

そんなこんなで私の営業職としての

初めての契約が決まった。

 

 

そして、時間が経ち

ブースを片付けてその日は終了。

 

 

みんなで車へ乗り込み

事務所へと向かう。

その車中で多くの質問を受けた。

 

1番多かったのは、

前職は何だったのか?って事。

 

もちろん私は、

船舶エンジニアしかしたことがない

それを全て伝えた。

 

上司達は驚いていた

なぜそんなに話せるし喋れるのかと。

 

私は、話も喋りも好きだ。

なにより人が好き。

エンジンは話しかけても返事はない

常に片思いだ。

そして気分屋なそいつと付き合うためには

ずっと監視していないといけない。

だが、そいつの事も好きだった。

だから7年間付き合ってきた。

 

ただ、少し飽きが出てきて

そいつと別れる事にした。

 

そして東京へ来てみた。

そしてこんなに楽しい仕事と出会えた!

私は、これからが楽しみです。

よろしくお願いいたします。

 

と、私はゆっくり話をした。

 

車内は一瞬、静寂化した。

その後一斉に、「おぉー!!」

という声が上がる。

 

私は嬉しいという感情より、

この新鮮さに胸がいっぱいになった。

 

 

「キラッキラの未来が待ってる」

 

ミツさんの言葉を思い返していた。

 

、、、これか?

これがキラッキラの未来か??

私は心の中で、クスッと笑った。

 

それと同時に、

まだまだこれからだ!という思いを持ち、

身を引き締めた。

 

 

そして車内では

若者らしい会話もあり

事務所へ到着するまで、

静寂はあの一瞬だけだった。  

 

 

 

 

3日目の仕事が終わった。

 

私は帰宅するために、

ライブ会場へと足を踏み入れる。

下を向き、あくびをし、疲れを見せる人は

それなりにいるが夜はなぜか

テンション高い人、楽しそうな人

キラキラしてる人、興奮を隠せない人が

それなりにいた。

きっとライブ会場を楽しんでいるんだろう。

 

朝とは違って、

目的地に着くと余韻に浸れるくらい

みんなゆっくりと会場を後にする。

朝と夜とでこんなに違うのか、、、。と、

私は驚いた。

 

 

 

 

 

 

 

そして1週間、2週間、1ヶ月、、、

 

仕事にも慣れ、

約1ヶ月半たったころ、スマホの画面に

 

 

『前里光秀』

 

 

 

1通のメッセージが届いていた。

 

 

 

私はすぐ確認した。

 

そこには、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回はここまで^ ^

 

また次回!