ジョージ三世の恩返し日記

・加圧やヨガを通して3桁あった体重からダイエットをし、今となっては新人加圧トレーナーとして活動し、楽しく明るく元気に!を意識し楽しみながら日々励む男のブログ。

アットホーム職。

 

出張を無事終え、

東京へと戻る。

 

車内は来た時と同じテンション

変わっていたのは

私がこの車を降りたら

居なくなるということだけ。

 

みんなそれを感じていたのだろう。

誰一人としてその話には触れない。

 

私も普通に過ごした。

 

この会社を離れるまで

あと1時間を切ったくらいの時、

グループ長が言った。

「あーあ、寂しくなるなぁ」

 

私が反応しようとしたその時、

周りの先輩方が口を揃えて

「ほんとだよー。なにやってんだよー。」

と、笑いなが言った。

 

私は、

「急で、すいません。本当に、世話になりました。ありがとうございます。」

 

みんな、歳も近いということもあり

言いたい事を言い合った。

来る時より、

さらに仲は深まった。

なんだかそんな気がした。

 

「まあ、また遊ぼうよ!会社離れたからって他人じゃないし、また色々話も聞きたいし、なにより会社仲間ってより友達だろ!これからは友達。会う理由は沢山ある。違った形で会うことにはなるけど、それはそれで楽しいでしょ」

と、グループ長が言った。

 

私は、

「もちろん!友達として遊ぼう!連絡くれたら全然会えるよ。今までみたいにお酒でも何でも付き合いますよ」

 

まだ仕事中だったが、

休日に会う時のような話し方で

返してしまった。

 

みんな気にする様子はなく、

オッケー!!とだけ言ってくれた。

 

一言で言うと、

アットホームな仕事場だった。

歳が近いメンバーが

売り上げ、収入の為に営業し、

仕事をする。

そりゃ仲も深まる。

類は友を呼ぶではないが、

みんな明るくて元気だった。

そんな先輩方が大好きだ。

 

 

 

 

 

 

そして、東京に到着した。

 

車から相棒を取り出した。

相変わらずガラガラと騒がしい。

 

それ以上に

久々に東京へ戻ってきた先輩方の方が

騒がしかった。

 

 

そして帰り際、

「また、話をしに事務所へ行きますので、お会いした際はよろしくお願いします。」

私は、そう言った。

 

グループ長は、

「わかった!またね。ゆっくり休んでね。また連絡下さい。」

 

時間は23時を回りそうだった。

 

歩いて駅へ向かい、

あまり人のいない改札を抜け

ホームへ向かう。

 

エスカレーターを降り

電車を待つ。

 

「はあ、終わった。」

 

ホッとしたのか何なのか、

ぼそっと私は呟いた。

 

それをかき消すかのように

駅内のアナウンスが流れた。

 

目の前に電車が到着し、扉が開く。

 

 

、、、んっ⁈

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ライブ会場、、、。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人は少ないが、

乗り込むとライブ会場になっていた。

 

間違いなく

私の気分は上がっていた。

 

仲間と別れ、

寂しくはなったが、

楽しさと嬉しさが勝っていた。

 

ミツさんの下で働くワクワク感が

ググッと上がるのが分かった。

 

 

やるしかない!!

 

 

 

 

 

その気持ちを強く持ち、

ライブ会場を後にして

久々の帰宅となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、次回。