ジョージ三世の恩返し日記

・加圧やヨガを通して3桁あった体重からダイエットをし、今となっては新人加圧トレーナーとして活動し、楽しく明るく元気に!を意識し楽しみながら日々励む男のブログ。

謎の時給

スマホの画面をタッチし

時計を見ると

なんと、22時を回っていた。

 

15時から約7時間。

 

ずーっと、

話しっぱなし!

喋りっぱなし!

 

そこらへんの女子より

女子な感じがする。笑笑

 

ミツさんも

外の景色をパッと見て

「暗いね〜。そりゃそうか、結構居るから、、、22時⁈笑笑」

コントのような反応。

 

ミツさんは、

笑いを忘れない。

 

真面目な話、大事な話、深い話

沢山してくれる。

その中で常に笑いを取り入れる。

取り入れるというよりは、笑わせてくれる。

 

だから聞いてて楽しいし

全く持って飽きが無い。

それと同じくムダが無い。

生意気かもしれないが、

ずーっと聞いていられるのだ。

 

 

「明日、仕事だよね?ごめんね、遅くまで。」

ミツさんは人によく気を遣う。

こんな、20代の何も無い私にさえ

気を遣ってくれるのだ。

 

「いえ、大丈夫です!楽しい時間はあっという間です。本当に、ありがとうございます。」

私は、そう言った。

 

ミツさんは、

「いや、でも本当にありがとう。こうして東京で君と話せてお酒も飲めて、女子会みたいな雰囲気だけど、ほんとうに、楽しかった。ありがとう!また近いうち会いましょう。」

 

有り難すぎる言葉だった。

 

私は

「こちらこそ、いつもありがとうございます!ミツさんのお陰で東京へ来て、色々考え方も見え方も変わろうとしていますし、少なくとも沖縄に居たあの怠惰な生活とは違うものになっています。毎日充実し、楽しんで仕事出来ています。ありがとうございます!!」

と、伝えた。

 

ミツさんは、

「そう言ってもらえるだけで満足ですよ。ありがとう!お互い頑張りましょうね!」

と、真剣な目とにっこりした口元で言った。

 

続けて、

「楽しんで仕事出来てるなら良いね!普通の人は、意外とそれが出来ない。前は、そうじゃなかったんじゃないかな??」

ミツさんは私に質問してきた。

 

私は、

「はい、確かに。前は、仕事へ向かう時も、気分も上がらないですし、何より嫌々感がありました。行ったら行ったで楽しいことも沢山ありましたけど、今ほど楽しくは無いですし、なにより仕事に飽きていた所もありました。」

 

ミツさんは、

「それを振り返れて、今仕事が楽しい!と、そう思てるのならば、私もそれは嬉しいし、楽しいですよ。だから感謝してます。これから楽しい事、素晴らしい事が君を沢山待ち構えていますよ!キラキラの人生が!」

 

私は、何も言わずに

満面の笑みで首を縦に2回、3回振った。

 

それを見てミツさんも、頷いた。

 

その瞬間、

会話は無かったが通じるモノがあった。

そんな気がした。

 

 

 

 

 

またまた話をしていると、

23時を回っていた。

 

「本当にそろそろ帰りますか!笑」

ミツさんが笑いながら言った。

 

席を立つ頃には、

またBGMの音の方が大きく聞こえた。

 

ミツさんとレジ前へ向かうと、

「いいですよ^ ^」と、ミツさんが言った。

 

私は、

「ありがとうございます!ご馳走さまです。」

と伝えた。

 

出口へ向かい

ミツさんが来るのを待ちドアを開けた。

そして店外へ出てミツさんにもう一度、

「ありがとうございました」

と、一言告げた。

 

ミツさんは、

「こちらこそ!ありがとう。楽しく無かったら割り勘にしようとしたけどね〜」

と、少し悪い顔をしながら笑って言った。

 

「その時は、全額支払います」

と、私は緊張しながら言った。

 

ミツさんは、

「冗談、冗談。本当に、ありがとう!帰り気をつけてね。」

と、言ってくれた。

 

店から少し歩いた十字路で

別れを告げ、ミツさんを見送った。

約8時間。

とんでもない時間だ。

 

 

スーパービジネスマンのミツさんが

8時間仕事をしたら

一体いくら稼げるんだ⁈と、

歩きながら考えた。

 

ゾッとしたが、

より一層感謝しなければ。

そう思った。

 

 

 

 

 

 

こうしてミツさんと久々に再会し、

笑顔でお別れをし、

貴重な女子会が終了した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次に、ミツさんに会う時が

社員の一員になってる時とも知らずに、、、。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また次回。